前職では銀行で預金や融資の営業をしていましたが、日々数字を追うなかで「このままでいいのかな…」と感じることが増えていきました。
自分の専門性や資格をもっと活かせる場所があるのでは？と思い、キャリアを見直し始めたんです。

そんなときに出会ったのが、今の会社でした。
経理を軸にしながら経営にも関われるポジションや、給与などの条件も魅力でしたね。

印象に残っているのは社長との面接でのやりとりでした。
｢この会社どう思う？」と逆に質問されて、戸惑いつつも本音で話ができ、業績のリアルなデータまで見せてもらって「オープンな会社だな」と感じました。

銀行時代に携わったM&Aの経験も、今後の事業拡大に活かせる。
さらに「管理職候補として期待している」と言ってもらえたことが背中を押してくれました。

現在は、グループ5社の経理・総務業務を幅広く担当しています。
仕訳チェックや入出金管理などの基本業務に加えて、各社の収益予測や資金繰りの検討、新規事業の計画、M&A案件のリサーチなど、財務・企画領域にも関わる機会が増えています。

一日の流れも、自分の裁量でだいたい組み立てています。
朝はルーティンの事務処理でリズムを整えて、午後は銀行との交渉やミーティングで頭をフル回転、みたいな日が多いですね。

｢作業の正確さを意識する時間」と、「頭を使って考える時間」がちゃんと混ざってる感じで、両方のモードを行き来できるのが、この仕事の面白さだと思います。
銀行時代に鍛えられた「意図を先読みする感覚」も活きていて、相談の場では、何を聞かれそうか事前に想定して準備しておく、みたいなことが自然にできるのは、自分の強みかもしれません。

日々意識しているのは、スピードと正確さのバランスです。
数字を扱うのでミスはNGですが、手が止まると業務全体が詰まるので…。
小さな工夫の積み重ねで、チーム全体の生産性を上げられるようにしたいなと考えています。

一番に感じるのは、仕事の進め方に自由度があるところですね。
前職では、ちょっとした提案を通すのに1週間…もっとかかることもありましたけど、今はその日のうちに意思決定が下りるスピード感があります。
「こうした方が良いんじゃないか」と思ったことを、すぐ実行できる場面が多くて。
社内向けの資料作成に追われず、実務に集中できるのはありがたいです。

働きやすさで言えば、転勤がない点を魅力に感じています。
キャリアだけじゃなく、家族との時間や今後の生活設計もちゃんと見据えられるので、地に足つけて働けるということが、安心材料のひとつになっています。

あとは、人間関係のストレスがないのも大きいです。
管理職もフランクで話しやすい人が多いし、いわゆる“派閥”っぽいものもなく。
中途採用の人が多いので、いろんな経験をフラットに話し合える雰囲気があります。

全体的に、新しいことに挑戦する空気がある会社なので、決してラクではないけどモチベーションは保ちやすいですね。

この会社は「自分で動く姿勢」がある人が多いと思います。
与えられる裁量は大きいですし、承認フローもシンプルなので、「こうした方がいい」と思ったことを、そのまま行動に移せるスピード感があります。
もちろん責任も伴いますけど…自分の判断で仕事を動かせるのでやりがいはあります。

｢これなら自信ある」という専門スキルがある方はもちろん、「経験は少ないけど、これから成長したい」っていう方にも、しっかりチャンスがある環境だと思います。

新しく入ってくる方には、自分らしさを活かして、のびのびと仕事に取り組んでほしいです。